ジャーナル

ITエンジニアというと、どうしても「理系」だけの世界のように思える人は多いのではないでしょうか。自分は文系出身だから、ITエンジニアには向いていないのではないか?やっていけるのだろうか?と感じる方もいるでしょう。しかし、文系・理系は関係なく、ITエンジニアとして働くことはできます。

実際、文系でもITエンジニアとして活躍している人は多くいます。その根拠をみていきましょう。

IT業界にも文系は存在する

もし今、他業界からIT業界への転職を考えている場合、学生時代に文系学科出身だった場合、「IT業界は理系の世界」だと敬遠しているかもしれません。このようなことは、多くの人が感じているものです。

よくあるのが、「プログラミングは数学の世界だから、数学が苦手な文系出身ではなかなかむずかしいのではないか」という思いです。理系でないと無理と勘違いしているのです。しかし、実際は、文系の人もIT業界には存在します。

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が行った2014年度の調査結果によれば、IT企業に従事するIT技術者の最終学歴における専攻で最も多かったのは「情報系(情報工学・情報科学等)」で32.5%。次いで「工学系(情報系を除く)」が18.8%と理系が続きます。そして第3位も理系で「理学系(情報系を除く)」の10.7%。次の第4位に登場し、7.2%を占めていたのが文系の「経済学系」です。そして同じ文系では、「文学系」が5.5%、「経営学系」が4.8%の割合を占めていました。

このように、文系は理系よりも割合は低いとはいえ、確かに存在していることが分かります。

出典:「IPA IT人材白書2015」P223
図3-3-3 IT企業IT技術者の最終学歴での専攻【従業員規模別(上)】【最終学歴別(下)】
https://www.ipa.go.jp/files/000045391.pdf

文系でもITエンジニアになれる

ITエンジニアの求人情報を見ていても、未経験からの採用・募集が多くされており、もはや最終学歴の専攻が、文系か理系かは関係がないことが分かります。しかし、「自分は文系だけど、理系の人のほうが多いのは事実。どうすればついてけるのか」と悩む人も多いでしょう。

そこでおすすめなのが、研修を受けることです。

研修制度を設けているIT企業は今、多く存在します。未経験から採用し、自社に合った人材を育てることに注力する企業も少なくありません。このような親身に教えてくれるところでスキルを磨くのも一つの方法です。

また、文系ならではの強みである「コミュニケーション力」「英語力」などを活かすという方法もあります。特にインフラエンジニアの業界は「コミュニケーション力」が重要されているという話もあります。

まとめ

IT業界では、特にITエンジニアを志す場合、文系であることが異色の存在に感じてしまうことも少なくありません。しかし、文系のITエンジニアは確かに存在し、理系と比べて割合は低いものの、決して少なくない現状があります。

「コミュニケーション力」「英語力」などの文系ならではの強みを生かし、自信を持って積極的にスキルアップ&業務を行っていくことで、幾分ハードルが下がり、道も開けるのではないでしょうか。

さらに、応募をする前に資格の1つでも取得しておけば、エンジニアの卵として採用してもらいやすくなるでしょう。

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